TV&バッテリーの感想
あけましておめでとうございます。
ソフトバンクの「TV&バッテリー」を使ってみました。大晦日より直営ソフトバンクショップ7店舗で発売が開始されていて、1月9日に全国発売されるものです。
こいつの簡単な説明をすると、iPhone3Gでワンセグを見るための外付けチューナーです。外付けバッテリーも兼ねていて、電池の持ちとワンセグというiPhone3Gの二つの弱点をカバーしています。ワンセグがiPhone3Gの弱点かどうかは、人それぞれの必要かどうかの判断だと思いますが。
このチューナーがワンセグ放送を受信し、iPhone3Gに映像をWiFiで飛ばす。それを専用アプリで視聴するという仕組みです。Dockコネクタを介さず、これほどリッチな機能をiPhone3Gに付加したソフトバンクはすごいと思います。
で、ここ2〜3日使っての感想を書いてみたいと思います。まず、私の住む埼玉県熊谷市では映りませんでした(汗)。これはどの携帯端末でも同じ事なので、これ固有の問題ではないです。よって、今のところ中央線の電車内でしか使用していません。まず、バッグの中にチューナーを入れてテレビを見ようとしましたが、受信せず。私がオススメするのは胸ポケットですね。そこに仕掛けて、ちょっとアンテナを伸ばしてやるといい感じに受信してくれます。iPhoneは大きい画面を持っていますので、自前のムービー同様、快適に見れます。解像度もちょうどいいんじゃないでしょうか。iPhoneは最近の携帯(VGA)ほど高解像度ではないので、ワンセグにはよい気がします(素人観点)。
データ放送や字幕といった機能を備えていないことがダメな点に挙げられますが、私は特に必要としていないのでなんとも。ただ、iPhoneユーザーは全員パケット定額なので、データ放送に将来対応すると、ネット回線を使う双方向データ放送が利用しやすい環境ができると思います。
一番気になるところは、仕組み的に仕方のないことだけれども視聴までのプロセスが多いところ。「TV&バッテリー」の電源を入れて、無線接続して、アプリ起動して、チャンネルを選ぶというプロセスですね。「TV&バッテリー」の電源を入れて起動完了するまでに20秒ほどかかります(説明書的に)。20秒あれば一般の携帯電話であればもう番組を見てると思います。ただ、前述のとおり、仕組み的に仕方のない。必要な手続きなので・・・。
バッテリーとして使う場合、「TV&バッテリー」だけでなく「USBケーブル」も持ち歩かなければならない点も気になります。ドックコネクタを内蔵すれば解決しますが、多分、ドックのライセンス料金をまともにアップルに支払うと本体価格が上昇するので価格設定的に断念したのかと思います。それとワンセグばっかり見てると、「TV&バッテリー」の内蔵電池が消耗しちゃって、いざというとき大してiPhoneを充電できない恐れがありますよね、そのうち。つまり、精神的にテレビ機能に集中するならバッテリー機能は捨てざるを得ない、バッテリー機能に使いたいならワンセグは控えざるを得ない、どっちかしか使えないということですね。
「iPhoneでワンセグを見るために、できるところまでやった!」というような商品です。iPhoneの弱点を潰すための製品だが、この製品自体の弱点が今のところありすぎのように思えます。iPhoneってワンセグがないんでしょ?って要望しているのはアップルファンではなく主に「一般ユーザー」だと思います。その一般ユーザーに、言い換えされないようにソフトウェアアップデートなどをして「TV&バッテリー」の完成度を上げていってほしいと思います。
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